このページのポイント

ハンガーフックは付いていないスーツケースが多くなってきている
そもそもハンガーは付いていても使う機会がほとんど無い
スーツを皺なく運ぶには、ダンボール等の固いものに固定することが重要

スーツケース内部のハンガーフックについて

海外旅行などに使うキャスター付きの旅行かばんの内、特にハードタイプのスーツケースには、内部にハンガーを固定する金具が付いていて、専用ハンガーが付属品として付いているモデルが有ります。

一昔前は、特にフレームタイプのハードケースには必ずと言ってもいいほどハンガーフックと専用ハンガーが標準装備になっていました。

ここ10年ほどでハードケースの素材がABSからポリカーボネートになり軽量化が著しく進み、それと同時にスーツケースに様々な軽量化が施されてきました。

ハンガー呼びハンガーフックも真っ先にリストラの対象とされて、次々に姿を消していきました。今ではハンガーフックのあるモデルのほうが少ないくらいではないでしょうか。

軽量化のためというのもありますが、要するにまあ必要ないものというのが大きいのだと思います。実際にハンガーが付属しているモデルを買っところで、使用しないケースが殆んどです。

そもそもハンガーフックは必要ない

そもそもこのハンガーは何に使うのでしょうか。多くのモデルでハンガーのフックの部分が回転して、カバンのボディ内側に付いているハンガーフックの部分に固定出来るようになっています。

スーツをハンガーにかけて、ハンガーを鞄のボディ内側に固定することで、スーツが皺にならないで運搬できると考える方もいるようですが、大きな間違いです。

そもそも、100リットル近い最大サイズのキャリーバッグならともかく、それよりも小さなモデルではキャスターを下にして転がした時に側面になる部分にハンガーを固定する金具が付いています。そのためキャスターで転がして引っ張っている時に、ハンガーは横向きになるのでスーツは綺麗にハンガーにかけられた状態にはなりません。

また、空港で航空会社に荷物を預けた後の扱いの酷さは既に繰り返しお伝えしているとおりです。投げられ引きずられ回転して、中の荷物はぐちゃぐちゃになります。

こうなっては、いくら中のハンガーにかけてカバン本体に固定したところで、皺にならずに運べるわけがありません。場合によっては綺麗にたたんで収納したほうがマシなくらいです。

また、付属のハンガーは、フックを回転させて普通のハンガーとして使用することも出来ます。ホテルに着いてスーツをかけることも出来て便利ですが、そもそもホテルにハンガーが用意されていることが多いのであまり必要はないでしょう。

海外にはできるだけ余計な荷物を持って行かないことが重要ですので、特に必要が無いハンガーを持っていく必要はありませんし、鞄本体にハンガー固定金具が付いていてもジャマなだけです。

皺にならないスーツの収納方法

それではハンガーの固定機能がない商品で、スーツをなるべく皺にならないように運ぶにはどのようにしたら良いのでしょうか?

まず大原則は、鞄の内部に隙間を作らないことです。隙間があるスカスカな状態ですと、海外の空港で投げられたり転がったりした時に、中の荷物が移動してグチャグチャになります。

ある程度きっちり詰めて隙間がない状態でしたら、中の荷物が動きにくくグチャグチャになりにくくなります。余計な荷物は詰めたくないものですが、あまりにスカスカなら何らかの詰め物が必要でしょう。

そして、スーツにカバーを掛けて、鞄に入る大きさに丁寧にたたみましょう。そうしたら、たたんだものがスッポリ収まるサイズのダンボール2枚を用意します。この2枚のダンボールでたたんだスーツを挟んでガムテープ等で張り合わせます。スーツが動かないようにカバー自体を数か所ダンボールに留める必要があります。

こうして固いダンボールで挟み込むことで、スーツが動いてぐちゃぐちゃになることを回避するのです。

ダンボール一枚で、カバーに入れたスーツを巻きつけるようにしてテープで固定する方法でもOKです。いずれにしてもきっちり固定しないとずれてしまいます。

あとはスーツを固定したダンボールを鞄に収納して、入れた側に隙間ができないように軽くて体積のある衣類などをきっちり詰めることです。

この記事が役に立ったら"いいね"をポチッ!