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外装の破損は運次第だが、内装の破損は気をつけて使えば避けられる。
一番多いのが液体が漏れ出るケース。何重にもジップロックで密閉する。
仕切板のファスナーポケットには重いものを入れないのが重要。

内装を破損したり汚したりしないためのスーツケースの正しい使い方

スーツケースやキャリーバッグなどキャスターの付いた旅行カバンの破損といえば、空港で航空会社に預けて返って来た時に破損しているというケースが99%です。

普通に町中でコロコロ引っ張っていて突然壊れるというケースは殆ど聞いたことがありません。あるとすればダメージに気付かず使い続けていて、限界が来て壊れてしまうというパターンですね。

あるいは長年使っていなかったため鍵穴が回り難くなった、バネが劣化して伸縮ハンドルが出てこなくなった等はありますが、基本的には気をつけるのは航空会社に預ける時だけです。といっても、出来ることなどほとんど無く、荷物を入れすぎて重くならないようにすること程度です。

一方、ボディやキャスターなどの外装の破損に比べて目立たないものの、内装の破損というのは結構頻繁に起こりがちです。ボディが割れたキャスターが壊れたに比べると、内装が破損しても使うことはできるので軽視されがちですが、使い方1つで内装破損は避けられますので、なるべく丁寧に使っていきましょう。

液体のものはジップロックで厳重に梱包する

スーツケースの内部をダメにしてしまうケースで一番多いのが、液体状のものや油などを中にぶち撒けてしまい内装を汚してしまうケースです。これが驚くほど多く、レンタル業に携わっていると、20回に1回程度の割合で内装が汚されて返って来ます。

化粧品やシャンプーなどどうしても液体を持っていく必要がある方も多いと思いますが、キャリーバッグの中に入れるとボトルのキャップをしっかり締めたつもりでも漏れてしまう恐れがあるのです。

海外の空港で荒く扱われる旅行カバンは、投げられ引きずられしているうちに回転し、中の荷物も上に下に右へ左へ移動します。そうこうしているうちにキャップが緩んで漏れ出てしまうこともあるのです。

プッシュ式のシャンプーなどを口をガムテープで塞いで荷物に入れる人がいるようですが、これはもう漏れ出ることを覚悟の行動としか思えません。

とにかく液体や油などは漏れ出ることを想定して厳重にジップロックなどで密閉する必要があります。ジップロックで何重かに密閉しておけば漏れ出る心配はありません。ジップロックの口をガムテープ等で留めておけば完璧です。

この液体が漏れ出てカバンの内装を汚すケースは想像以上に頻繁に起こっていますので、絶対にジップロックに入れる必要があります。

内装は洗うことが出来ませんので、脂分を含んだ整髪料などが漏れ出ると悲惨なことになります。最悪内装がダメでカバン自体が使えなくなることになりかねません。

もちろん、液体が漏れ出るということは、旅行カバンの内装だけではなく中に入れた衣服なども汚れることになります。往路で漏れ出せば、最悪旅行中の着替えが全滅することになります。楽しい旅行にするためにも絶対にジップロックで何重にも密閉しましょう。

仕切板に付いたファスナーポケットに重いものを入れ過ぎない

次に多いのが、仕切板を引っ掛けて固定するためのプラスチック金具やゴムが破損してしまうケースです。

前述の通り、海外の空港の荒い荷扱いで、スーツケースは激しく投げられたりします。これに伴い中の荷物も上へ下へ右へ左へ激しく動きます。この際、仕切板のポケットに重いものをたくさん詰めておくと、プラスチック金具やゴムバンドに大きな負担がかかり破損してしまうことになります。

仕切板に付いたファスナーポケットは小物入れであり、重い荷物を入れる場所ではありません。スーツケースの中で散らばっては困る小物類や、冊子類などを入れるに留めておきましょう。

その他気をつけるポイント

内装破損は上記の2点が圧倒的に多いのですが、その他たまにあるケースもいくつかご紹介いたします。

①堅く尖った物を直接入れたため、内装が破けてしまうようなケースもたまに目にします。上述の通り荷物はスーツケース内で激しく動きますので、内装生地や他の荷物を傷つける恐れのある物は、タオルで包んでビニールテープで巻くなどの保護措置が必要です。

②液体だけではなく、粉状のものも注意が必要です。食べかけのスナック、例えばハッピーターンをキャリーの中に入れたとしましょう、口をガムテープで密閉するなどの措置を行っていないと粉が旅行カバンの内部にぶち撒かれることになります。これは液体が漏れ出た時と同様に悲惨なことになります。インスタントコーヒーなども荒い粉状ですので注意が必要ですね。

③汚れたものを収納する時も注意が必要です。前述の通りスーツケースは内装を水洗いすることが出来ませんので、一度汚れてしまうと洗浄が非常に困難です。例えば泥だらけになったシャツを収納するようなことがあった場合、ビニール袋に入れて収納したりすると思います。これも厳重にしておかないと、軽く包んだ程度では中の汚れた衣類が出てきてしまうことがあります。とにかく漏れ出たら困る物の梱包は過剰なくらい厳重にしておかなくてはいけません。

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