スーツケースの内装について
スーツケースの内装は似たり寄ったりですので、
お好みのものを選べば問題ありません。
収納の数や色など好みのものを選ぶことができます。
内装は好みで選べば良い
スーツケースの内側の内装は、特に強度に関係ありませんので、好きな物を選べばOKです。
中に仕切り版が付いている物、付いていない物、仕切り版が取り外せる物と様々です。
ただし、しっかり施工がされているかはチェックしましょう。
内装が剥れたり、内装をスーツケースに打ち付けてあるリベットが外れたり、
仕切り版のゴムバンドが切れたり、と意外と内装も壊れます。
施工精度が悪く、ネジやリベットを打つ場所が明らかに規定の場所と思われる場所からずれているようなものは、外れやすくなります。
とはいえ、壊れても外装ほどスーツケースの機能に問題は生じませんので、
あまり神経質にならなくても大丈夫ですが。
内装の色や柄について
色や柄もスーツケースの強度に関係ありませんので、好きな物を選びましょう。
ただ、白っぽい色や、淡い色は、使っているうちに黄ばんだり汚れが付いたりと汚さが目立ちますので、濃い色のほうがおすすめです。
とはいえ、濃い色でも、目立たないだけで実際はどんどん汚れていきますが。
インナーフラットは優れている??
スーツケースの説明を見ているとインナーフラットという言葉が目に付きます。
スーツケースには伸縮式のキャリーバーが付いていますが、
このキャリバーを閉じた時にしまって置くスペースが必要です。
通常はこのしまっておくスペースのために、
スーツケースの内側が一部出っ張っています。
体積的にはそれほどではありませんが、これが意外と邪魔です。
そこでキャリーバーを収納するスペースを、
スーツケースの外側に出っ張る形でつけたスーツケースがインナーフラットです。
収納スペースが内側に出っ張らないため、
スーツケースの内側が平らで収納の邪魔になりません。
ただ、結局は外側に出っ張ってるので、
その分スーツケースが大きくなり、結局はあまりメリットとはいえません。
しかも、たくさんのスーツケースを見てきた経験上、
外側に出っ張っている部分がダメージを受けやすいように思います(割れなど)。
ハンガーって必要
スーツケースには、ハンガーが付属していて、
内側にハンガーをかけるフックが付いているものがあります。
以前はほとんどのモデルで付いていましたが、
近年の軽量モデルには付いていないものも増えています。
ハンガーフックの必要性は人によって異なり、多くの人は必要ありませんが、
中には絶対に必要という人もいます。
スーツに皺が付かないようにハンガーにかけて収納したいようですが、
どちらにしろ空港で預けた際にグチャグチャになるので、あまり意味がありません。
スーツをたたんでダンボールなどではさみ、片側に隙間なく荷物を詰め、
回転しても中身が動かないようにする方が効果があります。
内装の布についているファスナーは何?
内側の布地には、つまむ部分が付いていないファスナーが付いているモデルがほとんどです。
これは、キャスターなどのパーツを交換したり、メンテナンスする際の為のものです。
このファスナーを開け荷物を入れたりしないようにしましょう。
内装はきれいにできないので、なるべく汚さないように使う
スーツケースの内側の内装は布張りがほとんどですが、
接着剤でスーツケース本体に貼り付けた上に、リベットで結束してあるため、はずすことができません。
皆さんご存知のとおり、布は汚れを吸い取り、匂いが染み込みます。
つまり、使っているうちにどんど汚れるにもかかわらず、内部を洗浄できないのです。
したがって、なるべく汚さないように使う必要があります。