このページのポイント

使用頻度の高いビジネスユースの場合は軽量性よりも強度を重視して選ぶ
ハードは割れるのでヘビーユーザーならソフトケースのほうがおすすめ
カラーは地味なものなら大抵は大丈夫だがやはりブラックが定番

ビジネスマンの海外出張におすすめのスーツケースとは

海外旅行だけではなく、ビジネスマンが海外に出張する際にも役に立つスーツケースですが、海外旅行用に選ぶのとは少し選び方が異なってきます。

第一にビジネスでの使用ということになれば、見た目は派手過ぎずにTPOをわきまえたデザインが求められます。海外旅行用でも地味で濃い色のデザインをおすすめしてきましたが、ビジネス用は特にシックで地味なデザインが求められます。派手なデザインはビジネスにふさわしくないのと同時に汚れ易く見窄らしくなってしまいます。

実際の商談は別に持参するビジネスバッグのみ持って行くから問題ないとお考えになるかもしれませんが、諸般の事情によりスーツケースごと持って行かなくてはいけないシーンや、空港までお出迎えいただくシーンなどあらゆる事態を想定して、常に恥ずかしくないスーツケースを選ぶ必要があります。

また、年に1,2回の海外旅行に使うスーツケースでしたら、平均的な保ちであれば10年位は使えるでしょう。これは何度も述べてきていますが平均値です。1回で壊れることもあれば100回も保つ可能性だってあります。

しかし、海外を飛び回るビジネスマンで、月1回の海外出張でヘビーに使うとなれば、一般的なスーツケースでは1、2年毎に買い換えることになるでしょう。しっかりしたメーカーの標準的なモデルでも平均20回~30回程度の渡航で何らかの破損が起こりえます。安物は言わずもがな。

海外旅行のようにたまに使うのではなく、毎月のように使うワールドワイドなビジネスマンは、スーツケースの強度も重視しなければいけません。逆に年に1回程度の出張など頻度が低ければ普通の海外旅行の旅行かばんを選ぶ感じでも問題ありません。

使用頻度が高いなら軽量性よりも頑丈さで選べ

使用頻度が高くヘビーに使うなら超軽量モデルなどはご法度です。軽量性などよりも強度を重視して選ぶ必要があります。最近のフレームハードケースは残念ながら軽量性重視になってきていて、かつての分厚いカチカチに固いハードケースほど持ちません。

2~3万円台程度の国内一流メーカーの標準的な価格帯の製品でも、平均で20~30回程度の渡航、フライトにして50~100フライト程度しか保ちません。

特にポリカーボネートのボディの割れが目立ちます。キャスターやハンドルなどのパーツ類は10年前からは考えられないほどに強度がアップしましたが、軽量化のため薄くなったボディは昔のABS時代よりもむしろ割れやすくなっています。

旅行かばんを購入する人の多くが、年1回程度の海外旅行用にスーツケースを購入し、10年も保てばよく保ったねといわれるくらいですから、メーカーが何十回も保つ強度よりも軽量性を重視するのは当然かも知れません。

しかし、頻繁に使用するビジネス用途から考えると少々心もとない強度です。ビジネスユースでしたらなるべく厚く固く保ちの良さそうなものを探す必要があります。

ポリカーボネートの質にもよるので厚ければ頑丈というわけでもないのですが、手で押してみてペコペコしないもの、手でボディの樹脂をつまんでみて十分な厚みがあるものはやはり壊れにくい傾向にあります。逆に超軽量など軽いことを売りにしているモデルはダメです。

とにかく近年はボディが割れる破損が一番多いので、ボディが薄すぎる超軽量モデルはおすすめしません。ヘビーユーザーには軽量モデルは絶対にオススメできません。

ボディ割れのないソフトケースを選ぶのも選択肢のひとつ

ボディ割れが怖いなら、ボディが割れることのないソフトケースもおすすめです。昔からビジネスマンは黒いソフトケースを使っている方が多いように感じます。

ソフトケースがフレームのハードケースよりも強度が劣ると考える方がいるそうですが、全くそんなことはありません。むしろボディ割れの心配がないのでボディはより保つほどです。キャスターが取れたりすることはハードよりある気がしますが。

スーツケースは素材や構造で分けると、大きく4種類のタイプに別れます。 ソフトケース、ファスナーハードケース、フレームハードケース、金属の4種類です。 それぞれに特徴があり、お値段も違ってくるので、自分に最適なタイプのスーツケースを選ぶ必要があります。
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私がフレームハードケースをおすすめしているのは、ファスナーハードやソフトケースに比べて強度が優れるからではなく、防犯性に優れるからです。

ファスナーハードやソフトケースのファスナーは、ナイフで簡単に切り裂かれてしまいます。セキュリティファスナーでなければボールペン1本で簡単に開いてしまいます

一方、世界的には人気のある、化学繊維の布でできたソフトケースは日本ではあまり人気はありません。出張で使うビジネスマンや客室添乗員などコアな層には人気がありますが、価格的にもファスナハードに勝てないため今や減る一方です。
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強度的にはフレームハードケースでも、ファスナーのソフトケースでも違いはありません。メーカー間の差やグレードの違いによる方が大きいのです。

旅慣れたビジネスマンならファスナーのソフトケースでも問題ないかもしれません。貴重品はビジネスバッグに入れて着替えなどのみをソフトケースに入れて、空港や街中などで目を離さないようにしていればセキュリティに関しては大丈夫でしょう。

ヘビーに高頻度でスーツケースを使う場合は、割れの心配のないソフトタイプのキャリーバッグのほうが長持ちする可能性が高いと思います。ビジネスマンや旅行添乗員にソフト愛用者が多いのが何よりの証拠です。

カラーはどういったものが良いのか

色については派手すぎないものであればどのようなものでも大丈夫ですが、定番はブラック、シルバー、紺などでしょうか。一番無難なのはやはり黒でしょうね。黒を選んでおけば間違いありません。

ハードケースを選ぶ場合は、出来ればエンボス加工のものを選びましょう。エンボス加工は鏡面加工に比べると汚れ難く、派手さもない落ち着いた風貌なのでビジネス向きです。

ハードタイプのスーツケースの表面加工には、 エンボス加工と鏡面加工の2種類があります。 表面加工は、スーツケースのライフサイクルの中で 美しさの差として現れてきますので、大変重要です。
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スーツを収納する方法

キャリバッグにスーツを収納する方法ですが、最近の旅行かばん類にはハンガーフックの無いモデルが増えてきました。

ハンガーが付属していても実はあまり意味が無いのですが、どうやって収納すればいいのかわからない方は、以下の記事をご覧ください。

空港で航空会社にスーツケースを預けた後の扱いの酷さは既に繰り返しお伝えしているとおりです。投げられ引きずられ回転して、中の荷物はぐちゃぐちゃになります。ハンガーにスーツをかけて収納してもまるで意味がありません。
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ビジネスにおすすめなソフトケースランキング

最近では珍しくなったソフトケースのお薦めモデルをご紹介します。ハードタイプの人気に押されて少なくなってきたソフトケースですが、とにかく割れと無縁ということもあり、出張などで飛び回っているビジネスマンや、旅行添乗員などにも人気があります。


 フライⅡ

HIDEO WAKAMATSUブランドのソフトケースです。
世界最軽量クラスを謳っている非常に軽いソフトケースです。ソフトのため軽量性の割にペラペラした感じがなく、割とシッカリした作りを感じます。お値段も1万円台と非常にリーズナブルで買いやすい値段帯になっています。


 Finoxy-S

サンコー鞄のベストセラーソフトスーツケースのフィノクシーシリーズのソフトケースです。ソフトケースとして必要な機能を全て持った標準モデルで、万人におすすめです。


 Aire

イギリスのラゲッジブランドであるアントラーのソフトケースです。国内ではサンコー鞄が輸入代理店になっているようですね。ファイバー樹脂を使用した構造で、世界最軽量クラスのソフトケースとなっています。お値段も2万円台と標準的な旅行カバンの値段帯です。


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